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依存症

日本は依存症の認知度や研究が遅れている

 

依存症

 

最近でこそ依存症というものをメディアでも取り上げるようになりましたが、日本では病気という認識が薄く本人の意志の問題として捉えられがちです。

 

そのため、理解されない多くの患者さんが苦しんでいるのが現状です。

 

アルコール依存症や薬物依存症といった言葉に加えて、カジノ誘致の問題からギャンブル依存症の存在も知られてきました。しかし、これらを心の病として捉えられる人は少ないと思います。現に以前は、医療機関でも病気として捉えることができず、アル中とか薬中といった表現がされてきました。
この当時に依存症という病気が認知され、適切な医療を行えたら何人の人が救われただろうと思うと残念でなりません。
対象となる依存には、まだまだ知られていない多種多様なものがあります。
ここでは、先日メディアでも取り上げられたクレプトマニアという窃盗を止められない依存症を紹介したいと思います。
窃盗の代表的なものには万引きが挙げられますが、万引きする多くの理由が「対象物が欲しい」とか「お金がないため」というものです。言い方は悪いですが、こういう理由で窃盗を行っている人は万引きする正当な理由があります。

 

 

しかし、クレプトマニアの人の場合には万引きをする行為自体が目的となってしまい、お金がないためでもなく対象物が欲しいわけでもありません。日常生活の中心が万引きになってしまい、自分でも悪いことと認識していながら止められません。止めたいという思いが強いにも関わらず、止められないことで本人は非常に苦しい心理状態に追い込まれます。
万引きは犯罪ですので、繰り返しているうちに実刑を受け刑務所生活を送らなければなりません。多くのクレプトマニアの人は出所と同時に万引きを始めます。

 

 

結局、刑務所を出たり入ったりの人生になってしまい、社会や人間関係の中で疎外感を感じてしまい、症状を悪化させてしまいます。

刑務所に入っている間は我慢できますが、刑務所内で治療を行うわけではないので病気自体は治りません。
クレプトマニアをはじめとして、現代社会には様々な依存症が存在しその多くが認知されていないのが現実です。中には、目に見えない人間関係の中から生まれる依存症もあります。文明が発達し、人間関係が希薄になるに従って今後も新しい依存症が生まれてくることは明らかな状況です。

 

いずれにしても、依存でいちばん苦しんでいるのは本人です。問題行動が目立ち始めたら周りは叱責するのではなく、温かい心で病に苦しんでいる人を助けて専門の医療機関に繋げてあげて欲しいです。

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